山口市南部で
ダンナさん(夫)と二人の田舎暮らし
前回からの続きです
孫たちが帰省している大事な時に
8月22日
自転車で転倒して左足首骨折
いつもケガだけはしないようにと
気を付けているつもりでしたが
防げなかった・・・
起きたものはしょうがない
ダンナさんに整形外科に連れて行ってもらいました
腫れてるけど
じっとしていればそんなに傷みは無く
軽傷かと思っていましたが
レントゲン結果で
これは手術でないと治りませんということで
総合病院に紹介状を書いていただき
そのまま入院となりました
お医者さんの説明では
3か所の骨折
金属プレートとスクリューで固定するということで
手術と聞いて怖かったけれど
自然に骨が付く状態じゃないと知り
これはもうお医者さんに身を委ねるだけ
腫れが引いてから手術なのですが
なかなか腫れが引かず
シーネ?というものでしょうか。
足首を捻らないように固定された左足を
常に高くして安静にすることと
アイスノンで挟んで冷やすことが当面の仕事
幸い、不思議と痛みはなく
4人部屋の同室の方たちはフレンドリーで
まるで歓迎されるかのように受け入れてもらい
一日中賑やかで楽しい
病棟は主に人工関節の専門で
ほぼ、膝や股関節の人工関節手術の方たち
たまに私のようなケガの手術の人もいる
看護師さん達も親切で居心地がいい
でも丁度
この病棟にコロナが出ていたので
面会は一切禁止
病棟の外へ出るのも禁止で
家族が物を持ってきてくれた時は
1階の総合受付まで
看護師さんが受け取りに行ってくれる
買い物があるときも看護師さんに頼んで
売店まで買いに行ってもらう
リハビリセンターは使用できず
リハビリの先生が病室に来られて
自分のベッドの上でリハビリを受ける
これはここの病棟だけで他の病棟は問題なし
すっかり外と遮断されて
まるで収容されているようでした
私のベッドは廊下側で
外の景色は全く見えず
お天気さえもわからない
でも、お天気はどうでも全然関係のない入院生活
そして
同室の3人の方たちは皆さん暑がり
私もどちらかというと
暑がりの方だと思っていましたが
この方たちとはレベルが違いました
部屋のエアコンは勝手に温度を下げ
昼間でも私にはかなり寒い
でも寒ければ着ればいい
布団もかければいい
暑いよりかはしのげます
今年の猛暑のことは
すっかり忘れてしまうくらいでした
それでも私のいる病室は
朝から晩まで賑やかで
看護師さんはいつも
「お話し中すみません」といいながら
検温などに来られました
コロナが出ていることで
とにかく検温の回数が多い
隣のベッドの方は、
術後、37度後半の熱が続き
一旦個室に隔離
コロナの検査で陰性だったので
翌朝はまた戻ってこられて安心
それくらい感染防止を強化されていました
手術は9月1日に決定
骨折した日から10日後でした
当日は10時半から3時間程度という説明でしたが
終わったのは16時
麻酔から覚めた時
名前を呼ばれたのが聞こえ
ゆっくり呼吸してくださいって言われ
「もう16時です。時間がかかりました」
って言われて驚いた
でも無事終わったんだと安堵
全身麻酔の間は呼吸は止まっていて
のどに管を通してあるそうで
息を吸った時のどの痛みがありました
声がだせず、先生の問いかけに頷くだけ
病室に運ばれると
ものすごい寒気で体がガタガタ震え
看護師さんが電気毛布を2枚もかけてくれました
その後は一晩中吐き気
時々看護師さんが左足の指を触られても
全く感覚がなかったけれど
朝になったら吐き気も治まり
指先の感覚もあり
少し動くようにもなって安心
それから前の病室に戻りましたが
「産後うつ」というのはありますが
なんだか「術後うつ」じゃないかというくらい
気持ちがふさいで
しゃべらないので同室の方も気遣ってくれて
でも想像してたような痛みは殆ど無くて良かった
3,4日、気分は乗らなかったけど
徐々にいつもの感じに戻りました
看護師さんの話によると
麻酔の影響が少なからずあるそうで
術後の体調は人それぞれで
徐々に体調が戻りますということでした
主治医の先生、看護師さん達には
本当に感謝の気持ちでいっぱいです
そして、身内にも心配かけてたり
ボランティア活動もしていたので
関係の方たちにもご迷惑をおかけして
申し訳ない気持ちでいっぱいです
術後10日で
足の固定は着脱できるのギプスに変わりました

足の裏側に硬いかかとが付いていて
骨折部分に負担がかからないようになっている
これで左足も地面に着けるようになって
トイレは楽になりました
術後2週間目で抜糸
それまで車イスだったけれど
昼間は歩行器を使って歩行訓練のリハビリ開始
二足歩行の感覚を忘れかけていました
着脱できるギプスになったので
シャワーの時も楽になりました
シャワーは予約式
朝7時にシャワールームの前に
名前を書くシートがかけられて
自分の入りたい時間帯に名前を記入する
早い者勝ちなので
好きな時間に入れるとは限らない
時間は30分
30分後には他の人が来るので
とっても焦ります
時間制限があるのが難ですが
入院生活はホントに快適で
とくに家のことも気にかかることもなく
娘が気を利かしてくれて
手作りの料理やお漬物の差し入れや
iPadも貸してくれて
プライムビデオで映画も見放題
こんなに居心地よくていいのかどうか
胡蝶蘭たちが心配だったけど
お花の好きな知り合いが預かるよって
言ってくれました
でもダンナさんは、
自分でなんとか世話してるから
大丈夫といってくれるのでお任せしています
この際枯れてしまっても
可哀そうだけど仕方ないです
あとは地域情報紙のポスティング
週一で194軒配っていましたが
他に配る人がいないので休止中
楽しみにしておられた方もいます
多分私がケガをしたことを知らない方は
きっとこの暑さでギブアップ?
と思われているかもしれません
でも完治したらまた頑張りたいと思っています
病棟のコロナが落ち着いてきたようで
売店にも行けるし
面会も出来るようになりました
でも面会は家族のみで
病棟のデイルームで15分だけ。
小学生以下は面会禁止。
ルールは厳しい
でも、孫たちが来たり
ご近所さんや友人が来てくれた時は
こっそり1階のラウンジで待ち合わせ
ホットコーヒーも飲める・・・
お陰様で順調に回復に向かっています
傷口の手当の方は終わって
あとはリハビリを頑張るだけになり
9月17日
整形外科の病棟に移ることになりました
今回も4人部屋
少し雰囲気が違います
こちらも景色が見えないお部屋
でも室温はちょうどいい
面会禁止の解除と同時に
リハビリステーションの方にも行けるようになりました
広い空間で
ジムのようなマシーンもあれば
沢山の器具がある
色んな症状の人がいて
見たこともない装具を付けている人もいる
窓が大きくて外の景色もよく見える
リハビリは午前と午後の2回各40分ずつ
過去、人の話などから
リハビリは大変だという先入観を持っていましたが
実際、私の場合、
全くそんなことはなくて
リハビリはとても楽しい時間で
気分転換になります
日曜、祝日はお休みの為自主トレ
お医者さんとはまた違い
リハビリの先生とは世間話を交えながらで
担当の先生はスノーマンのファン
私もラウールが好きで
話がはずみます
日に日に
少しずつよく動くようになって来て
経過はとても順調です
明日はレントゲンの日です
次のブログの時には
退院の話もでるかも・・・
読んでいただきありがとうございました
それではまた aiai
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