64才と61才の夫婦二人暮らし。
以前は兼業農家で、
土日や、仕事から帰ってから農作業を頑張っていましたが、
10年くらい前に、ダンナさんが腰のヘルニアを患い、
農業をやめました。
代々、受け継いできた農地は何も産まなくなり
草刈り等の管理のみ。悲しい現実。
農業地域は高齢化のため、周りは休耕田が増える一方。
そんな中、数年前から近くの休耕田が一面コスモスに。
秋になるととてもきれいに咲いている。
いや、作物を植えないのなら、花でいい!!
ウチも今年は是非とも咲かせたい
コチラの田んぼの持ち主さんお名前は知っているものの、
殆どお顔を合わせることもない。
作業に来ておられるときに、お聞きしたら、
JAで種が買えることと、7月下旬に植えるという情報をもらい
今年、実行に移すことに。
ダンナさんに頼んで、休耕田をトラクターで耕してもらい
JAでコスモスの種を買ってきてもらい。。。
ダンナさんもやる気になってくれています。
種は1リットル。田んぼ、一反(いったん)分。
一反とは約1,000㎡。10アール。
種1リットル、4600円くらい。安くない。
予定より、若干時期が遅くなりましたが、
8月3日、やっと植える準備が整いました。
しかし、せっかく植えるのなら失敗したくないので、
もう一度、撒き方を詳しく教えてもらうために、
朝、7時過ぎ、コスモスの田んぼの人の電話をしたら、
奥さんが出られて、適当に撒いて大丈夫だということ。
よ~しっ!適当なら得意なので、出来る気がしてきました。
でも、直後に、ご主人様がウチまで来られ、
『コスモス栽培のながれ』というJAの説明書を
わざわざ持ってきてくださった。
嬉しいですねぇ。感激。有難いです。
田舎暮らしは、みんな親切。
『コスモス栽培のながれ』によると、
1.圃場準備
種まきの1週間前までにはトラクターで田を耕起する。
排水の溝があると、種子や発芽時期の腐りを予防できる。
おっと!トラクターで耕起したのは昨日だし、今回、排水の溝までは作っていない。
2.種まき
4月~7月下旬頃までが適期。
種は風により飛散するため、軽く土を被せる必要がある。
ごく浅い耕起でもよい。
早く種まきするほど、背丈の高いコスモスになる。
1反当たりの種子量は1リットル。
コスモスは大きく育つと、あとの始末が大変。
むしろ背丈が低く、きゃしゃな茎に育てるために
7月下旬を予定していたが、8月に入ってしまった!!
若干、心配な点はあるものの、なんとかなるでしょう。
夕方6時半、仕事から帰るとすぐ取り掛かりました。
広い土地に小さい種を均一にまくのは難しいですが、
田んぼ2枚それぞれの大きさの量に種を分けて、
昔の経験もありで、なんとか自分の感覚を信じて撒き
その後、ダンナさんがトラクターで浅く耕起。(土かけ)
あとは、雨を待つのみ。
東北や北陸では、豪雨災害がでて、大変な状況だというのに
この辺は、このところ殆ど降っていない。
雨が降らない事には何も育たないので心配でしたが、
二日後、8月5日、朝から雨が降り、喜んでいると
いきなり土砂降りの雷雨に。おまけに停電。
そして次の日は、降ったり、照ったりの蒸し暑さ。
今後はずっと晴れの猛暑が続く予報。
作物を植えると、気になるなるのがお天気。
こればっかりは、コントロールできないので、
あとは天にまかせて、発芽を待つのみです。
初めてのコスモスですが、
どんなふうに育つのか、育たないのか・・・
美しく咲く想像だけして楽しみにしていたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
それではまた。 aiai
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